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グルーさんのコンプレックス

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怪盗グルーシリーズの主人公であるグルーさん。

怪盗グルーシリーズでは作中にグルーさんのコンプレックスが垣間見えるシーンがいくつか描かれています。
今回はグルーさんのコンプレックスと成長についてまとめていきたいと思います。

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グルーさん齢57にして主人公

さてグルーさんですが、アニメーションのキャラということもあり、ぱっと見年齢不詳です。

「ミニオンひみつ百科」という本でグルーさんは57才と書いてありました。

この本の出版が「怪盗グルーのミニオン大脱走」のあとなので、おそらくドルーとあったときが57才の設定なのでしょうか。
どちらにせよ月泥棒のときから50代ということですね。

50代のおじさまがいきなり主人公に抜擢されたわけです。

第一のコンプレックス

「怪盗グルーの月泥棒」で描かれていたコンプレックスは親

少年グルーと母マレーナの関係

作中子供のころのグルー(このころはまだミニオンと出会ってない?)が出てくるのですが、
母親であるマレーナからあまり興味を持ってもらえなかったみたいです。

むしろちょっと嫌味を言われたりと大人でも傷つきそうな感じ…

「怪盗グルーのミニオン大脱走」では、父親が不在な理由をグルーが生まれた時にがっかりして死んだと伝えていたシーンが描かれてました。

ライバルのベクターもコンプレックスがある?

月泥棒ででてくるベクターも同じく親に対してコンプレックスを持っている印象でした。
親から付けてもらった「ビクター」とい名前を名乗らず、通称である「ベクター」を実の父親であるパーキンス氏にも名乗ってます。

ラストは母に認められる

映画のラストでグルーはマレーナから”お前はいい父親だ、私以上かもしれない”という言葉をかけてもらいます

そのときのグルーさんの嬉しそうな顔。
今まで認めてもらえなかった親に、りっぱな親だと言われるのはグッとくるものがありますね。
見ていて安心した一コマでした。

Photo by Neven Krcmarek on Unsplash

第二のコンプレックス

「怪盗グルーのミニオン危機一髪」で描かれていたコンプレックスは女性

少年グルーの恋

この作品でも子供のころのグルーが出てきる回想シーンがあります。
そこでは幼稚園(?)のとき好きな女の子にお花をあげようと声をかけたら女の子は拒絶、ましてやその場にいた子供たち全員が悲鳴をあげて逃げ出す仕舞いです。

グルーさん、これは人間不信になりますね。

少年に嫉妬する父親

一方、敵役であるエル・マッチョの息子アントニオはアンニュイな雰囲気が魅力なのか女の子からモテモテ

娘であるマーゴも一目惚れしてしまい、グルーさんは嫉妬まじりの感情を抱きます

ルーシーに恋をしたグルー

ルーシーのことを異性として意識し始めますが、電話でデートに誘うことすらもままならないグルー。
生命の危機を感じてやっとルーシーに想いを告げることができ、めでたく結婚となりました。

プロポーズから結婚まで

ルーシーと結ばれてから結婚まで147回デートしたということですが、デート中も時折こじらせグルーさんが見え隠れしたのでしょうか。
50代で結婚というのもなんとも素敵なお話です。

Photo by Sandy Millar on Unsplash

第三のコンプレックス

「怪盗グルーのミニオン大脱走」で描かれていたコンプレックスは兄弟

突然現れた双子の弟

いい父親にもなって、素敵なお嫁さんももらって順風満帆のグルーのもとに生き別れの双子の弟が現れます。
開いに行く途中は今まで存在も知らなかった双子の弟に対してワクワクするグルーでしたが、実際に会ってみると自分とは真逆の性格

双子の兄弟ですからいうならばもう一人の自分、グルーにとって自分の分身だと思っていた相手が想像とは違う人物として当然現れたわけです。

見た目も性格も違う弟

しかもドルーは綺麗なブロンドヘアー

シャノンとデートにいったときにカツラをかぶって行くぐらい、髪の毛がないことを気にしていたグルーですから弟の存在は容姿含めて嫉妬したのではないでしょうか。

さらに弟のドルーはものすごくドジっ子で、一緒に盗みをしにいっても足手まとい。
ミニオンのほうがよっぽどマシなんじゃないかというレベルです。

初めての兄弟喧嘩、そして仲直り

この3作目では初めての兄弟喧嘩もして、だんだんと兄としての意識がグルーのなかで芽生え始めます
最終的には仲直りもして、また新たな絆が生まれることになります。

youtube/minionsmovieより

50代のおじさんの成長物語

怪盗グルーシリーズ3作品を通しての主人公グルーさんのコンプレックスと成長をまとめてみました。

ミニオンたちとネファリオ博士は昔からいたものの、長いこと周囲の人とは一定の距離をおいていたグルーさんでしたが、1作目〜3作目でどんどん周りに人が集まっていき、親や周囲とのの関係も少し変わっていきました

たしかにひねくれ者ですが、根は優しくて思いやりのある姿が垣間見えるところがグルーさんの魅力ではないでしょうか。

もし続編があるなら今度はどんな成長をみせてくれるのか、57才おじさまの飛躍が楽しみですね。

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