映画【ミニオンズ】のなかでボブはイギリス王になりました。
しかし王位継承したのも束の間、スカーレットのために王位を譲ることに。
ボブ王として君臨していた時間はなんと8時間!!ボブはどんな王様生活をしていたのでしょうか。
今回はボブ王誕生から失脚までの8時間の奇跡を辿りたいと思います。
ボブ奇跡の瞬間
まずどうしてボブが王様になったのか、それは伝説の剣をぬいたことがきっかけでした。
女王誘拐未遂で警官から逃げるボブ、振り返った先には岩に突き刺さった剣がありました。
とりあえず武器に、とでも思ったのでしょうかボブは力いっぱいひきぬくと剣は岩からぬけました。
このとき役にたったのがハーブの「意外とのびのびスーツ」なんですがめちゃめちゃ有能ですよね。
名前がダサいのがハーブらしいというかなんというか。

このボブがぬいた剣が伝説のアーサー王の剣ということで、ボブは図らずも王位につくことになります。
ニュースでボブが公園から歩いて出ていくシーンが流れるんですが、剣をめちゃくちゃ引きずってて可愛いです。
戴冠式
イギリス国家も予想だにしていなかった事態に急ピッチで準備したのでしょう。戴冠式がはじまります。

このときバッキンガム宮殿では多くの民衆が集まっていて、ボブも王様のマントをつけています。
国民にお知らせをして、マントを特注するのでどんなに早くても1日はかかっているかなと予想します。
さらに驚くべきはボブの希望で近衛兵たちが一瞬にしてミニオンカラーになったこと!
これはもうアニメーションの魔法というしかないですね。
得体の知れないツルツル頭の黄色い子であるボブが”お気に召していない”ということを察知し、
言葉の通じない王の意向を伺ってすぐさま実行する。
あの執事とてつもなく有能です。
民衆も黄色一色ですごいです。
男の人が「BOB FOREVER」と書いてあるTシャツを着ているのですが、UTとかで商品化しないですかね。

ボブ王のスピーチ
ボブ王が初めて民衆の前で行うスピーチの時間は約50秒。途中から興奮気味に話していたボブですが、もちろん人間には言っている意味がわからずポカーンとしてました。
キングボブって言っておけばいいんかいってツッコミをいれたくなるシーンでしたが、ボブの頭の上でふわふわ動いている王冠のベルベットが可愛かったです。
あの王冠、宝石の重さでかなり重いみたいですね、ボブさまよくがんばりました。
宮殿の中を探検
早速王様としての生活がはじまるボブ。ケビン、スチュアートも一緒です。宮殿にはいるなり3人は思い思いに走り始めます。ミニオンらしさ炸裂ですね。
戴冠式のときはあんなに有能だった執事もふりまわされっぱなしでした。
ケビンはポロを始めるし(しかも乗っているのは犬)スチュアートはお風呂にはいっちゃうし(Tバック!)もうしっちゃかめっちゃかです。
スチュアートあの消火栓はどこからくすねてきたんだ…!!
ボブがカーテンに隠れてかくれんぼするシーンも可愛かったです。

ボブ王、肖像画を書いてもらう
宮殿での遊びも一通り終わったころ、ボブは肖像画を描いてもらっています。
ナポレオンのような馬にのった凛々しい姿のボブさま。大きく剣を振りかざし周りにいる人たちはボブに希望を抱いているように描かれていますが、実際にボブが乗っているのは木馬のおもちゃ。
しかもうたた寝してらっしゃる…!!
絵はほとんど完成していたので、結構な時間がかかっているのではないでしょうか。
よくある肖像画って何日もかけて少しづつ完成していくように思うのですが、ここも魔法がかかっていますね。
ボブさまの半目具合がまた可愛いのです。
スカーレット登場
と、ここでスカーレットが乗り込みます。
ボブが剣をぬいたというニュースをみてから自分の城を飛び出したスカーレットですが、作戦でも立てていたのでしょう、結構時間がかかりました。
スカーレットのおうちはイギリス郊外にあるそうで、自慢の専用飛行機でひとっ飛びです。
スカーレットのために王位を譲ろうとしたボブですが、執事から法律の話をされます。
大体ですがここまでで6〜7時間ぐらいの配分じゃないかなと思います。
自ら法律をかえるボブさま
スカーレットに譲るために自ら法律をかえるボブさま。
国民が注目するなかで楽しそうにガベル(木槌)を叩いてます。首に巻いているのはジャボットとよばれる胸かざりでしょうか?
余談ですがあの木槌って裁判官が叩いているイメージ強いですが、日本で実際につかわれていることはないそうです。

早くもスカーレット一色
法律がかわったのち、早速スカーレットとボブたちは報道陣のインタビューをうけています。
このときすでにバッキンガム宮殿はスカーレットの「S」がかかれた真っ赤な旗がかかげられています。
王位継承は法律を変えたタイミングで取り掛かったと思うのでここでボブ王の8時間が終了となりました。
ボブさまの尊い8時間
以上ボブ王の8時間を振り返ってみました。
映画の中でもとくにテンポよく描かれていたシーンなのであっという間だなという印象でしたが、まさか8時間の間の出来事だとは驚きですね。

すべて日中のシーンなので9時からロンドン塔にいたとして17時すぎぐらいまででしょうか。
とはいえ、子供向けのアニメなので、細かい設定はあまり深く考え過ぎず楽しむのが一番ですね。
のちにエリザベス女王からも「国王だった8時間は賢く、気高かった」と称賛されているぐらいボブの王としての品格は素晴らしいものだったのだろうということで今回は終わりにしたいと思います。
おうちで戴冠式をやってみたい方はこちらなんていかがでしょう?↓
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