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ミニオンズの時代背景を知る〜イギリスの紅茶文化〜

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映画【ミニオンズ】の舞台の一つであるイギリス。
作中ではイギリスのしきたりが表現されているシーンもたくさんありました。
そのなかで気になった事のひとつが”紅茶を飲むシーンが多い”こと。

今ではイギリスといえば紅茶が定着していますが、イギリスと紅茶の関係について調べていきたいと思います。

フォトイネスIacheliniUnsplash
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紅茶の文化

映画の中のニュース番組のキャスターも収録中に飲んでいた紅茶、警察官もケビンたちを追っているときにパトカーの中で飲んでいました。スカーレットもテレビをみながら紅茶を飲んでいましたね。

スカーレットはともかく、警官たちにはどれだけ紅茶タイムが欠かせないんだ!とツッコミをいれたくなりましたが、たしかにイギリスは紅茶が有名です。

ではイギリス人たちはむかしから紅茶一筋だったのか…?
実はイギリスに紅茶が入ってきたのは1600年代半ば以降のことだったんです。

紅茶が根付くまえのイギリス

イギリスで紅茶が根付く前にはコーヒーやチョコレートを楽しむのが人気でした。
1650年ごろには初めてのコーヒーハウス(喫茶店)がロンドンにオープン、喫茶ブームのはじまりです。
お客さん同志の社交の場としても重宝されていたコーヒーハウスに紅茶が入ってきたのはそれから数年後のことでした。

中国からやってきた

お茶をヨーロッパに持ち込んだ国の一つがオランダです。
オランダの商船が中国から大量にお茶をかいつけてヨーロッパ諸国に広めたといわれています。イギリスでも売られるようになった紅茶は当時は薬として飲まれることが多かったそうです。

紅茶を広めた女王さま

しばらくはイギリスよりも他のヨーロッパ諸国のほうが一般的だった紅茶。
イギリスに紅茶文化を広めた人として有名なのがチャールズ2世と結婚したキャサリン王女

彼女はポルトガル出身でした。
ポルトガルではすでに紅茶が一般的に広まっており、嫁ぐときに大量の砂糖を持参し、毎日紅茶を飲んでいたそうです。

結婚当時である1662年は紅茶はまだまだ高級品で、毎日飲むというのはよほど贅沢な行為だったと思います。

イギリス貴族、さらには一般市民へと

キャサリン王女がきっかけでイギリスの貴族社会にも紅茶の文化が広がっていきます。
やがてコーヒーハウスでも紅茶が取り扱われるようになると上流階級に憧れている市民たちへも紅茶文化がひろまっていくようになりました。

緑茶がやがて紅茶へと変化する

はじめ中国から輸入されていたのは緑茶でした。ヨーロッパに広まった当初貴族が飲んでいたのも緑茶です。
その後イギリス人の好みに合わせて改良していったことでだんだんと現在の紅茶の定義がつくられるようになりました。

リーフが主流だった1960年代

1900年代初めのころ、ティーバッグが誕生します。
アメリカで広くひろまったティーバッグは1960年代にイギリスでも販売が開始されますが、人気がなく1960年代イギリスのティーバッグシェアはたったの3%だったそうです。

その後時代とともに浸透してきたティーバッグですが、【ミニオンズ】の作中では毎回丁寧に紅茶を淹れていたんですね。

紅茶タイム

今ではすっかり定着したイギリス=紅茶。
イギリス人は平均で7〜8杯ほど紅茶を飲んでいるそうです。

一般的なティータイムとして以下のようなものがあります。
・アーリーティー:目覚めの一杯
・ブレックファーストティー:朝食と一緒に飲む紅茶
・イレブンジス:午前中の小休憩にのむ紅茶
・ランチティー:昼食と一緒にのむ紅茶
・アフタヌーンティー:夕方(午後4時ごろ)軽い食事とともに飲む紅茶
・ハイティー:夕食と一緒に飲む紅茶
・ナイトティー:寝る前に飲む紅茶

こうしてみると本当に一日中紅茶を飲んでいる印象ですね。
あのニュースキャスターや警官が飲んでいたのは『何ティー』のタイミングだったのでしょう…?

フォトLoverna JourneyUnsplash

イギリスの紅茶

最後にイギリスの有名な紅茶メーカーをご紹介します。

フォートナム&メイソン

ロンドンを拠点とする老舗百貨店。イギリス王室からも王室御用達のお店として認定されています。

東インド会社

この会社の名前を歴史の教科書で目にしたかたも多いはず。
現在は食料品店として世界各国の紅茶やスイーツを取り扱っています。

トワイニング

日本でも馴染みのあるトワイニングの創始者トーマス・トワイニングは、実はコーヒーハウスとして「トムズ・コーヒーハウス」を経営していた人物。
紅茶文化を広めたお店のひとつでもある歴史あるメーカーです。

ハロッズ

イギリス最大の高級百貨店であるハロッズ。
当時は食品雑貨店としてオープンしたお店でしたが、創業者のハロッドが紅茶好きだったこともあり、紅茶と中心に取り扱っていました。

ハロッズの紅茶は「魔法のような美味しさ」と評判だったそうです。

イギリスに根付いた紅茶文化

中国で生まれたお茶が遠いイギリスの地でここまで変化を遂げるとは当時の中国の人たちも想像もしてなかったでしょうね。
イギリスの紅茶を飲みながらミニオンズ鑑賞をすればまた違った発見があるかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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